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岩泉型インターンシップ(いわいずみがたいんたーんしっぷ)
2018.5.18
岩泉らしいインターンシップの一つ、林業コースの一コマ
2016年から岩泉町で始まった大学生を対象とした新しい形のインターンシップ。従来のインターンシップと異なる点は主に3点。
・働くことだけではなく、暮らすことも考える
・合宿形式で行い、みんなで学びあう
・地域の行政が積極的に支援する
・働くことだけではなく、暮らすことも考える
従来のインターンシップが職場体験=働くことを重視したものに対して、岩泉型インターンシップは「地域で働くことは、地域で暮らすこと」を掲げ、働くことと同時に、暮らすことも重視する。岩泉町内の事業所で働くことを学びながら、IターンやUターンで岩泉に就職した若い先輩たちの話を聞く「OBOGの話を聞く会」や、岩泉町内を見学しながら地域の方の話を聞く「町内視察」などがプログラムに入っている。地方で働くことを考えている学生にとっては、特に価値のあるインターンシップである。
岩泉で働く大学の先輩に、仕事から生活まで色々と聞いています
・合宿形式で行い、みんなで学びあう
参加者は全て同日程で行われ、昼間は各事業所に分かれインターンシップを行うが、夜はホテルやコテージなど同じ場所で宿泊し、合同ガイダンス、合同報告会などを行う。また毎晩のミーティングで他の学生の様々な職種の話を聞いたり、話し合ったり、一人ではなくみんなで学びあう場である。
公務コース、龍泉洞事務所での一コマ
株式会社岩泉産業開発が運営する、道の駅いわいずみで店長と共に
・地域の行政が積極的に支援する
従来のインターンシップが、各事業所と学生間の関係であったのに対して、岩泉型インターンシップは専従のコーディネーターが各事業所と学生の間に入り、事前準備からインターンシップ期間中、そして終了後までフォローします。また岩泉盛岡間の往復交通費や岩泉での宿泊費を岩泉町が全額補助し、学生の負担を軽減します。
オール岩泉で学生の皆さんを応援します
交通費の補助やコーディネーターの設置など、行政が積極的にインターンシップに関わる形は、岩泉町が始めると葛巻町や二戸市などが後に続き、岩手県内の複数の市町村で行われるようになりました。岩手大学、岩手県立大学ではそれらを「地域志向型インターンシップ」と呼び、地域への人材還元の手法として積極的に推進しています。
過去の岩泉型インターンシップ受け入れ事業所と受け入れ人数は下記の通り。
2018年に関しては6月の岩泉町議会で予算の承認を受けてから正式決定となるが、2016年、2017年と同様のプログラムで、8/24~31に行う方向で準備中。詳細については岩泉町役場政策推進課(0194-22-2111)もしくは岩泉町まるごと営業本部 まるごとコネクター 穴田(アナダ)mooton@0194net.hdtg.workまで。